染色と仕上げの匠
ただでさえ同じ色を再現するのが難しい製品染めで、70を超える色数の再現ができる染色職人が専属で担っています。水温や湿度によって絶妙な染料調整をし、常に安定した製品に染め上げます。また、強撚糸と特殊編みの素材緊張を解きほぐす柔軟加工と、繊細な最終仕上げ加工を経て、柔らかくて着心地の良いコットンボイルガーゼに仕上がります。
高品質色の再現を実現するために、7年間毎日記録してきたノートは、現在26冊目です。 | |
生地のコンディション・水温・気温・湿度と日々の経験則から染料の配合を調整する。 | |
染色釜はパドル式とドラム式を使い分ける。 前工程などは完全にシークレットです。 |
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染色の時間や温度の決定は、まさに職人の感が命。釜から一枚出して色確認の準備をする。 | |
色見本と合わせて最終確認をする。 | |
そして魔法の最終仕上げ加工を施し、特殊乾燥をすることで染色工程が終わります。 染色は夏には50度になる過酷な現場です。 |